記憶の再生について考えるブログ

放送大で学位取得した古川美樹が考えたことを脈絡もなく書き綴ったものです.

放送大学博士後期課程と学位取得4

「学習を経て児童・生徒が何をどう理解したか」・・・・・・

このことに関しては,恐らく誰も明確な答えは出せないだろう.

自分ですら学習モジュールが終了した時点での自身の理解について,明確な答えを見出すことは不可能である.児童・生徒ならばなおのことである.

2014年の初夏のある日,新設された放送大学大学院博士後期課程を受検した.場所は,福岡県の学習センターである.小学校の教室を一回り小さくしたような講義室で試験は始まった.最初は,英語の長文読解,次に研究内容に関する論述試験であったように記憶する.受験者は,いずれも大学の教員のような感じの人たちで,全体で10数名であった.長文読解の試験が始まって,30分程して一人のいかにもできそうな男性がさっさと教室から出て行った.「さすがに,博士後期課程の試験.できる人物ばかりか.」と思わずにはいられなかった.問題文は,海外の書籍から出題されたとみられる料理のレシピに関する内容だった.一通り解答し,次の論述問題も精一杯頑張って書き込んだ.

数週間で結果が届いた・・・・,不合格・・・・.

さすがに博士後期課程の受験は荷が重いと感じ,受験倍率を見て納得する.合格枠10名に対して,全国から120名程度の受験生が競い合っていた.聞くと,20名程度の1次合格者から面接で10名に絞るという.

小学校の教員が受験できるようなレベルではないと悟った.