記憶想起
予備論文審査 2017年6月10日,予備論文の全体構造を簡潔に紹介し,構成と章ごとの内容を説明した上で,7月1日までに論文がまとめられるか否かについて先生方が議論し判定する会が,放送大学東京文京学習センターで開催されることになった.なお,その後の…
博士後期課程は,博論を書き上げることが至上命令である.よっぽどの事がない限り,その過程は初めて経験することばかりである.主研究指導教員の先生からの指示も,3年間のタイムスケジュールを理解していることを前提として指示や指導を受けるので,自分で…
前回の話で共同研究を行っている先生方の名前を明らかにしていなかったが,別に悪事を働いているわけではないので,今回からは実名としたい. ここで僕が共同研究をするようになった経緯について話す.僕は,小学校の教諭として採用されて7年が過ぎたとき,…
博士後期課程の1年目は,教育学研究法(2)「教育社会学研究法」が後期に放送大学本部で開催された.使用教材は,「社会科学のリサーチ・デザイン~定性的研究における科学的推論~G・キング,R・O・子へイン,S・ヴァーバ著,真渕 勝 監修,勁草書房」で,研…
Amazon Prime Videoで「感染列島」という映画を観ている.得体の知れないウィルスが日本列島に広がっていく話である.恋愛物語と揶揄される展開もあるが,現在の医療崩壊らしきシーンも多く表現され,実際の医療現場の様子を垣間見た気がした.完全に主役は…
どのような日程で行われたのか記憶がはっきりしないが,MさんやSさんの進捗状況の紹介後に,人間科学特論(2単位)の講義が行われたと思う.人間科学プログラムの2期生として合格したのは,僕の他には某県の職員Aさんであった.この日の集中講義は2人で,主に…
放送大学博士課程に進学して初めてのゼミが,2015年の4~6月に放送大学本部のゼミ室(修士課程でも利用していた)で行われることになった.ゼミ室に入るのは3-4年ぶりだ.すでに2名の学生がいたが,見覚えのある人物が1人いた.修士課程で同期だった元文部科学…
コロナウィルスの蔓延で何でもかんでも自粛されています.僕が楽しみにしていた宝塚歌劇団の公演も,6月末(4月9日現在)まで全公演が中止となりました.緊急事態宣言も出て,様々な職種に大きな影響が出ています. 教育関係では,地元の佐賀大学は前期の授業…
この記事は2014-15年の記憶を再生しながら書いているが,流石に5-6年も前のことになると記憶の中身がはっきりとしない部分がある.ただ,心象の変化があった場合は,その時の映像が浮かび文章化することができる場合がある.できるだけ正確に書いていこう. …
合格通知と添付されていた文書を読んで博士後期課程でも単位を取らなければならないことを知った.取得すべき単位数は18単位で,その内訳はプログラムでも異なるが,人間科学プログラムでは次のような科目であった. ①人間科学特定研究(研究指導)・・・・所…
一次試験合格の経験は,相当なテンションアップにつながることになる.このチャンスを逃したら・・・と思うことによって自分自身を高揚させていった.次は面接試験であり,約20名程度の一次試験合格者がいると思えば,2倍の倍率を是非とも突破する!と活を入…
結局,第一回の受験での合格者は12名であったと聞いた.それにしても,倍率は10倍以上の狭き門. この素晴らしき能力を持った人たちは,10月から始まる博士後期課程の学生となった.いったい,どんな人たちが合格したのか.おそらく,大学の教員で博士の学位…
「学習を経て児童・生徒が何をどう理解したか」・・・・・・ このことに関しては,恐らく誰も明確な答えは出せないだろう. 自分ですら学習モジュールが終了した時点での自身の理解について,明確な答えを見出すことは不可能である.児童・生徒ならばなおの…
現場の教員が最も知りたいことは,自身の教えが確実に児童・生徒に伝わっているかどうかであろう.「そんなこと,どうでもいい.」なんて思う教員は,まずいない.授業後には,教えたことがちゃんと伝わっているかと気になる. 最近の授業では,教師の直接的…
放送大学修士課程に進学するきっかけを作ったある出来事がある.年齢は50歳を迎える直前で,担任を外れて級外として算数のTT(ティーム・ティーチング)要員をしていた時の話である.算数の少人数TTの時間に,よくできる児童たちに,私立中学校の入試問題を与…
僕が,放送大学博士後期課程を修了して1年と4か月が過ぎた. その間,勤務していた学校では4名の新規採用教職員を指導し,その後,30数年の小学校教諭としての仕事を退職して,再び今,別の小学校の理科専科講師として勤務している.まさに,時の経つのは早…
カードのような薄いものでも立てることは可能です. ちょっとした暇つぶしにいかがですか. 立っているクレカ
「みなさん,今日は説明文の勉強です.形式段落ごとに要約してもらいます.」 こんな話を切り出すと,児童は必ずこう答える. 「えーっ,できん(できない)」・・・・・聞きながら,それはそうだろうと同感する. 国語の時間で,他の先生たちも指導に苦労して…
東京書籍 小学校5年 国語「和の文化を受けつぐ ――和菓子をさぐる」 説明文だけど文章を読んでマッピングをしました. 書いたらマップを読みながら隣の子に説明します. 最後は,マップを見ながら要約します. 「先生,今日はよく分かった」という声.