記憶の再生について考えるブログ

児童がどのようにして学習内容を理解するかを実践経験をもとに紹介しています.

もう一度,記憶を再生することについて考えてみよう.その②

記憶の再生について考えるブログ-別版-(10/23)

 現在,入院中ですが経過も良く,もうじき退院できそうな状況です.私の病気は,胆嚢胆石症で,入院してすぐに胆嚢を摘出しました.現在は,Cチューブなるものがまだ刺さっていますので,造影剤検査の後に引き抜かれたら退院かと思っています.

 入院治療は,非常にシステマティックで,個別対応の極とも言うべきものです.また,情報の共有化が確立していて,看護師は個別電子ファイルに患者の呟きや言動を事細かに記録し,全ての職員に伝えられるようになっています.このような環境での業務について学ぶことは,学校教育で働く職員のためにもなりそうです.

 

 さて,教育センターのWebサイトに掲載されている指導案ですが,若い先生方にとっては,自身の指導過程を計画するための貴重な資料ですね.それで,次のような導入段階の問題点を指摘してくださいと,投げかけて終わっていました.

 何が問題であるか,指摘していただければ嬉しいです.

 ただ,これだけではこの先生の意図は分かりませんので,次の計画書を見て,児童がどのような事を考えるのかを予想してください.前の時間は,電磁石の強さと巻き数の関係を調べる授業をしていたのですね.

 この計画を全て受け取るのではなく,自身ならどうするかという視点で議論されたらよろしいのではないでしょうか.

 その時に,様々な児童が学習しますので,何か先生の計画に乗ってこない児童の姿を想像できたら,その児童の心理を探ってみて下さい.色々と課題が見つかると思います.

 教育センターの先生も,教師各自が自身の授業を想起しながら,指導案をカスタマイズすることを希望されています.

 追伸:このブログのタイトルも気にしてください.