児童・生徒が簡単に概念の整理ができる記憶再生マップを,授業で使ってみませんか?
記憶再生マップ利用の基本スタイルは,先生方の授業計画にほとんど影響を与えません.
記憶再生マップは,角和博佐賀大学名誉教授によれば,フィンランドメソッドと親和性があるといいます.これらは,マッピングを用いた思考が特徴ですが,記憶再生マップはその中でも直近の学習行動の「記憶想起」がメインとなっています.つまり,通常の授業に,記憶想起のプロセスを導入しようというのが新しい考え方なのです.
記憶再生マップについては,その導入の仕方から実際の描かせ方まで,このブログに粗方は記述しておりますが,具体的な教科,単元の場面において,どのように利用すれば効果的かなどはお教えします.
Ⅰ. 支援の概要
校内研究,個人的あるいは数名のグループなどによる授業研究の援助,教育センター等の講座,大学等の講座・講演など可能な限りお手伝いいたします.
Ⅱ. 支援の方法
①直接出向いてのご説明や演習指導等(記憶再生マップの正しい体験)
※佐賀県,福岡県,長崎県は比較的移動しやすいと思います.その他の県などは,移動手段が限られますので,②をご検討下さい.
②ZOOM等のオンラインでの指導
※記憶再生マップのご説明が主になります.体験演習も可能です.
Ⅲ. 支援の対価
必要ありません.無料です.その代わり,良いと感じられたら宣伝をお願いします.
Ⅳ. 支援活動のエビデンス
①記憶再生マップは,2017年の12月に放送大学大学院博士後期課程で提出した拙者の博士論文「小学校理科教育における指導方略の研究-意味ネットワーク・モデルとその発展型を用いた知識構成-」が根拠となっています.この博論は,2018年6月に放送大学リポジトリやその他博士論文検索サイト等で公開されました.その後,アメリカを始めとする世界中の研究者からダウンロードされています.放送大学全ての論文が掲載されている放送大学リポジトリの直近1年間の集計では,2023.11下旬から5か月間連続で「最も閲覧されたアイテム」が1位となっています.また,「最もダウンロードされたアイテム」においても4位という成績です.
②記憶再生マップの実践としては,教科では小学校では理科が最も多く,次いで国語,社会,算数,大学では,教科教育法などがありますが,その性格上,どの教科でも可能です.博論は理科教育で書いていますが,教科を限定する必要があったことから,拙者の専門科目である理科で書いたということです.
③拙者の最終学位は,博士(学術)です.授与大学は,放送大学です.ちなみに,放送大学の学部は,無試験で入学できますが,大学院は英語の長文読解と論文記述試験があります.倍率は2015年当時は,10倍ほどでした.
Ⅴ. 連絡について
まずは,jygnp274(アットマーク)gmail.comにメールして下さい.
※(アットマーク)は,記号に変換してください.