記憶の再生について考えるブログ

放送大で学位取得した古川美樹が考えたことを脈絡もなく書き綴ったものです.

放送大学博士後期課程と学位取得10

どのような日程で行われたのか記憶がはっきりしないが,MさんやSさんの進捗状況の紹介後に,人間科学特論(2単位)の講義が行われたと思う.人間科学プログラムの2期生として合格したのは,僕の他には某県の職員Aさんであった.この日の集中講義は2人で,主に臨床心理学,社会心理学認知心理学等の指導を受けた.さらに別日程で,指定された本を持参した上で教育社会学等の講義があった.このような対面式の授業は,人間科学特論の授業では,数日で終了するように集中講義の形で行われた.そのたびに課題が出され,期限までにレポートを提出することで単位が決定した.

僕みたいな地方在住の学生は,頻繁に千葉本部に出向くことはできない.したがって,主研究指導の先生とは常にメールでやり取りしながら,研究計画を練り直していた.何せ最初の研究テーマが「イメージを主要な情報として位置付けた授業方略の研究」と,ずいぶん焦点がぼけたテーマであったことから,主研究指導の先生からは,もっと具体的な提案をするように指示を受けていた.このころの考え方としては,学習の全過程において何らかのイメージが情報として学習者の前に提示されることで,学習者は言葉の意味を逐次確認しながら学習に臨むことができるようになり,また,このような学習を続けると,学習者は思考する度にイメージを拠り所に課題に取り組むことができるようになると考えていた.したがって,主研究指導の先生は,副研究指導の先生にICT教育関係の先生を指名していた.自分自身としては,そこまで機械に頼るつもりはなかったのだが.

とにかく,最初の提案は随分粗いものであったと反省する.したがって,研究の見直しが1年目の課題となって焦りを呼んだ.さらに,博士論文を書く前提条件として,まずは少なくとも「査読論文1本+それに準ずる論文」が課題として課せられることになる.